木曜日に毎度恒例の北京らーめんさん達とゴルフに。
2組8人でのミニコンペでした。
いつも通り楽しくこのメンバーでは今年最後のラウンドを楽しんだのですが、夜くらいになってから右肘付近に違和感。
いつも通りゴルフをして帰ってきただけで、特別何もしていないのになぁと思いつつ放置。
翌日になってから本格的に痛くなってきました。
よくよく考えてみれば、ラウンド中にスイングで気をつけていたことがありました。
それは右手首の角度をインパクト以降まで変えないで打つということ。
ゴルフをしない方にはよくわからないと思いますが、ゴルフクラブを握っている右手首がかるく甲側に折れているのですが、それを変えずにボールを打つ意識を持っていたということです。
勝手に自分で課題としたのですが、どうやらこれが効いてしまったのです。
ゴルフのスコアに効かずに、右肘に効いてしまうとは･･･。
これは【外側上顆炎】といわれるもので、手首を甲側に倒したり、指を伸ばしたりする筋肉が肘の外側、骨の出っ張りから出ています。
その筋を酷使することで筋肉の付着部が炎症を起こすのです。
ワタクシにとってゴルフをするということは生活上よくあることであり、何か特別あった感じがしないんですね。
なので、何でここが痛くなるの？という発想になります。
よく考えてみれば、あーこれねとなるのですが。
問診で何か痛くなったきっかけ、動作などはありましたか？と聞いても患者さんは医学的な知識が乏しいですので、『何もしてない』という答えになりがちなのです。
そこから掘り下げていけば大概、『そういえば、こういう動作した時に痛み出した』ということになることが多いのですが。
ホントになにも原因・要因が無く痛くなってきた場合は、内科的な要因があったりすることもあるので、注意が必要です。
問診で怪しいなと思った場合は医療機関の受診をしてもらうこともあります。
日常生活上の動作であっても、姿勢が悪かったり、不意な動作であったり、ちょっと体勢を変えていたりで負担になることもありますのでもし、痛みが出てきた時は振り返ってみて下さい。
意外と痛みとなった要因が出てくるものです。
例えを出したらきりがないのですが、靴を変えた、椅子が変わった、枕が変わった、デスクの配置が変わった、いつもはしない姿勢を取っていた、仕事の道具が変わった、ゴルフのスイングを変えた、クラブを変えた、変えただらけになってしまいましたが、ポイントはいつもと少し違う状況にあったということが多いですね。
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